少年サッカーの歴史
1873年 | 日本にサッカーが伝わる | 明治5年 |
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1917年 | 第1回全国高校サッカー選手権大会開催 | 大正6年 |
1921年 | 第1回天皇杯開催 | 大正10年 |
1925年 | 大日本蹴球協会が日本体育協会に加盟 | 大正14年 |
1929年 | FIFAに加盟 | 昭和4年 |
1945年 | 戦争~終戦 | 昭和20年 |
1954年 | AFCに加盟 | 昭和29年 |
1956年 | 少年サッカーの発祥(旧清水市) | 昭和31年 |
1965年 | 日本サッカーリーグ開幕 | 昭和40年 |
1968年 | メキシコオリンピック銅メダル獲得 | 昭和43年 |
1977年 | 第1回全日本少年サッカー大会開催 | 昭和52年 |
1993年 | Jリーグ開催 | 平成5年 |
1997年 | ワールドカップフランス大会初出場 | 平成9年 |
2007年 | 第1回Fリーグ開催 | 平成19年 |
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日本にサッカーが伝わったのが明治5年らしい。といっても、こんなスポーツがあるよ程度のものだったと思います。 それでも、大正6年に高校サッカー選手権が始まっています。天皇杯も始まっています。戦争前は、子供たちに浸透していないのがわかりますね。
サッカーが伝わってから今日まで、意外と時間が掛かっていることがわかると思います。昔のほとんどの子供たちは、野球を遊びから始めて高校野球という登竜門でプロを目指すというシステムが確立されました。
サッカーの場合は、子供たちの遊びとして始まっていないと思います。サッカーはずーっとマイナースポーツとして扱われていました。そして、子供たちの遊びになろうかというときに、サッカーは少年団によって奪われていきます。
もっともっと、子供たちの遊びとして浸透してほしかったと思っています。それでも、当初の少年団は子供たちの遊び場として成していたと思います。
全日本少年サッカー大会が始まる頃から、Jリーグ開催まで少年団のサッカーは勝利至上主義化していきました。指導者の指導者としての資質は問われず、キックアンドラッシュで走れ走れの結果主義の時代がありました。努力・根性・忍耐の時代です。
まぁサッカーに限らず、日本のスポーツ文化なんてそんなもんでした。日本が、初めてワールドカップの切符を手に入れたくらいから、少年団は衰退していきます。少子化の影響もありますが、JリーグからJリーガ崩れが草サッカーへ落ちてきました。
新しいクラブに人気が出てきました。サッカースクールも人気が出てきました。Jリーガ崩れの行き場が蔓延してきました。少年団は、それまでのやり方では見透かされてしまいジリ貧です。
いまじゃぁ、少年団にもJリーガ崩れが入ってきてます。一頃の悪い少年団よりましかもしれない。ただ、子供たちの遊びを奪われたままなのは同じです。最後に、歴史を見てもわかるように、子供たちの遊びとしてサッカーが浸透して草の根が育って出来た協会ではありません。
一部の人間の野心から、無理やり作った金儲けだけの協会です。歴史など何もない。